歴史的ヒット曲を生んだ名プロデューサー、草野浩二の自伝本が11/20発売!

日米チャート1位という異例の人気を博した坂本九「上を向いて歩こう」をはじめとした名作を生みだし、洋楽を日本語詞で歌うカヴァー・ポップスをいち早く推進したほか、優れた女性シンガーの発掘においても大きな功績をおさめた、音楽プロデューサー/ディレクター:草野浩二。

このたび、11月20日(月)に同氏の自叙伝『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』が発売となる。

まずは彼の略歴について簡単に触れていこう。

1937年に東京市戸塚町(現在の新宿区高田馬場)に生まれた同氏は、父:草野貞二が新興音楽出版(現・シンコーミュージック・エンタテインメント)の創業者で、実兄:昌一(漣健児)が訳詞・作詞家であるという家庭環境の影響により、幼少期から音楽に囲まれた生活を送っていた。

1960年、22歳で東京芝浦電気レコード事業部(後の東芝音楽工業〜東芝EMI〜EMIミュージック・ジャパン)に入社すると、音楽ディレクターとして数々のプロジェクトを担当。すると、初のディレクション作品であるダニー飯田とパラダイス・キングの「悲しき六十才」(トルコ民謡「ムスターファ」の日本語詞カヴァー)が早々にヒットし、以後も国内アーティストによる洋楽カヴァー・ポップスの人気作品を次々と世に送り出す。

また、パラダイス・キングのメンバーである坂本九のソロ作品も多く手掛け、先述した「上を向いて歩こう」や、「見上げてごらん夜の星を」「明日があるさ」など、現在も老若男女に愛され続けている歴史的名曲が生まれた。

‘60年代後半には、奥村チヨや安西マリア、欧陽菲菲といった実力派女性シンガーを発掘。筒美京平やすぎやまこういち、なかにし礼をはじめとした著名な作詞/作曲家が携わったヒット作を数多く生み出し、ガール・ポップスのブームを牽引した。

昭和歌謡ファン垂涎の書『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』

さて、草野氏が手がけた坂本九の楽曲タイトルを掲げる本書は、本記事ではとても語り切れないほど、彼の音楽キャリアを詳細に綴った非常に内容の濃い作品となっている。

自身の音楽嗜好を形作った幼少期~青年期における経験から、プロデューサー/ディレクターとして生み出した数々の名曲にまつわる裏話、楽曲づくりに携わった著名作家たちとのエピソードなど、大変貴重な話題が豊富。さらに、ヒットの法則についての見解や、現代の音楽シーンについての考察、アーティスト発掘や作家起用に際しての判断基準といった制作者サイドの視点で語られるトピックも興味深いもので、リスナーにとっては新たな音楽的価値観を得る機会となるだろう。

そして本書を通し、彼がいかに音楽プロデューサー/ディレクターとして「より良い作品を作りたい」という強い熱意と探求心を抱いているかをひしひしと感じることができるはずだ。

なお、自叙伝の発売に関連し、11月22日には同氏の手がけた楽曲を集めた2枚組CDアルバム『草野浩二作品集~昭和歌謡ヒット列伝~』もリリースとなる。

『草野浩二作品集~昭和歌謡ヒット列伝~』

https://store.universal-music.co.jp/product/uicz4655

本作には今回の自伝にも登場する楽曲が全40作品収録される予定で、昭和歌謡ファン注目必至のアイテムとなっている。

監修と楽曲解説を担当したのは、ライター/プランナー/歌謡曲愛好家として多くの雑誌やWEB、ラジオ番組で活躍し、先の書籍『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』の構成も手掛けている濱口英樹氏。

ぜひ自伝とともにお楽しみいただき、当時のポップス黄金時代を追体験してみてほしい。

最後に、草野氏の手がけた名曲から、SHINKO MUSIC SONGBOOKオススメの作品をセレクトしたプレイリストをお届けしよう。自伝&アルバムの発売に先駆けてチェックしていただけると幸いだ。

『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』

商品詳細
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0653807/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kojikusano86/

特典クリアファイル付きの通販サイトもオープン!
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