ザ・フー/THE WHO

ロック史に多大な影響を与えた、英国の代表的ベテラン・バンド

 

1964年にデビューを果たしたザ・フーは、60年代におけるブリティッシュ・ビート・ブームと、その派生ジャンルであるモッズ・シーンをけん引し、ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズと並ぶイギリス3大ロック・バンドの1つとされています。

 

1969年発表のアルバム『TOMMY』にて、劇の形式によるコンセプトを持つ“ロック・オペラ”と呼ばれるジャンルを確立したほか、70年代に入るとシンセサイザーの導入によってプログレッシヴな音楽性を採り入れるなど、実に多彩なジャンルのスタイルで後世のアーティストに大きな影響をもたらしました。

 

早速ですが、彼らの代表的な楽曲をいくつかご紹介していきましょう。

記事の最後に、SHINKO MUSIC SONGBOOKおすすめの楽曲プレイリストも掲載しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

「My Generation」(1965年)/収録アルバム『MY GENERATION』

ザ・フーの代名詞的ナンバー。アグレッシヴなサウンドとティーンエイジャーの心象を的確にとらえた歌詞は当時のモッズから強い支持を受け、全英2位のヒットとなりました。近年では、アニメ映画『聲の形』(2016年)のオープニング・テーマにも起用されています。

 

 

「PinBall Wizard」(1969年)/収録アルバム『TOMMY』

新ジャンル“ロック・オペラ”を確立したコンセプト・アルバム『TOMMY』に収録。曲中の随所で聴ける軽快なアコースティック・ギターのストロークは、ショッキング・ブルーの「Venus」(バナナラマのカヴァーでも有名)の元になったとされています。ロッド・スチュワートやエルトン・ジョンなど、多くの大物ミュージシャンにもカヴァーされました。

 

 

「Baba O’Riley」(1971)/収録アルバム『WHO’S NEXT』

バンドとして初めてシンセサイザーやシーケンサーを導入した『WHO’S NEXT』に収録。曲全般を通してピコピコとしたテクノ風シンセが使われており、作中でも特にプログレッシヴなスタイルが顕著に表れています。アメリカのミステリー・ドラマ『CSI:ニューヨーク』の主題歌にも起用されたことでも有名な楽曲です。

 

 

 

 

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