Jingle Bell Rock/ジングル・ベル・ロック
作詞・作曲:Joe Beal, Jim Boothe
「Jingle Bell Rock」は、アメリカの歌手:ボビー・ヘルムズが1957年にリリースした楽曲で、クリスマス・ソングの定番として現在も親しまれています。
タイトルや歌詞の一部は「ジングルベル」の内容を発展させたもので、曲調はスローなロカビリー風。
キャッチーで陽気なそのメロディーはあらゆるジャンルの音楽に馴染みやすく、後年に様々なカヴァー・ヴァージョンが生まれました。
■「Jingle Bell Rock」BRENDA LEE(1964年)
1950~1960年代に大ヒット・ナンバーを数多く生み出した、アメリカのポップ/ロカビリー歌手:ブレンダ・リーのヴァージョン。ブレンダの代表曲「Rockin’ Around The Christmas Tree」と共にアルバム『MERRY CHRISTMAS FROM BRENDA LEE』(1964年)に収録されている。
■「Jingle Bell Rock」/THE VENTURES(1965年)
サーフ・ロックの元祖とされるアメリカのバンド:ザ・ベンチャーズによるインスト・カヴァー。軽快なギター・サウンドとクリスマスらしい鈴の音が全面に押し出された、ユニークなアレンジが施されている。クリスマス・カヴァー集『THE VENTURES CHRISTMAS ALBUM』(1965年)に収録。
■「Jingle Bell Rock」DARYL HALL & JOHN OATES(1985年)
アメリカのソウル・デュオ:ダリル・ホール&ジョン・オーツによるカヴァー。こちらの映像ではダリルがヴォーカルを執っているが、ジョンの歌唱による別ヴァージョンもあり、MVもジョンをフィーチュアしたものになっている。いずれも1985年リリースのシングル『JINGLE BELL ROCK』に収録。
■「Jingle Bell Rock」/小野リサ(2000年)
海外でも広く人気を博している、ブラジル生まれの日本人ボサノヴァ歌手:小野リサによるカヴァー。ゆったりしたボサノヴァ調でありつつ、ブルージーなエレキ・ギターが随所に散りばめられているのが特徴。日本とブラジルのクリスマス・ソングをカヴァーした『Boas Festas』(2000年)に収録。
■「Jingle Bell Rock」/映画『ミーン・ガールズ』より(2004年)
アメリカの学園コメディ映画『ミーン・ガールズ』の劇中にて披露される、主役の女性4人によるダンスパフォーマンスにおいても本作が使用された。最初はBGMにのせて踊っているが、途中でラジカセが故障して曲が停まると、彼女らが生歌で歌い踊って観客から大歓声を浴びる。このダンスが話題になり、SNSでは踊ってみた動画が流行した。
■「Jingle Bell Rock」/BILLY IDOL(2006年)
イギリスのロック・ミュージシャン:ビリー・アイドルも本作をカヴァー。2006年発表のクリスマス・アルバム『HAPPY HOLIDAYS』に収録されている。ちなみにMVおよび音源にてギター&ベース&ドラムを演奏しているのは、ホワイトスネイクやオジー・オズボーン、B’z他への参加でも知られるブライアン・ティッシー。
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