You’re Sixteen/ユア・シックスティーン

作詞・作曲:Robert B. Sherman、Richard M. Sherman

「イッツ・ア・スモール・ワールド」などのディズニー映画音楽を手がけたことでも有名な、ロバート&リチャードのシャーマン兄弟が1960年に書いた楽曲。

本作が最初に披露されたのはアメリカのロカビリー歌手:ジョニー・バーネットの歌唱で、1960年にアメリカのビルボードで8位を、翌年にはイギリスのチャートで3位を獲得しました。

■「You’re Sixteen」/JOHNNY BURNETTE(1960年)

ネオロカビリーのカリスマ的存在とされるジョニー・バーネット・トリオでの活動を経て、1958年にソロ転向したジョニー・バーネットによる作品。優雅なストリングスやビート感の強いリズム隊に乗せ、ヒーカップ唱法(フレーズの語尾をしゃくりあげるように歌う)などを用いたロカビリーらしい歌唱を聴かせている。

1973年にはリンゴ・スターがソロ・アルバム『RINGO』にてカヴァーをし、翌年のビルボードでは1位を記録。オリジナルを超える大ヒットとなりました。
こちらのヴァージョンのほうが聴きなじみのある方も多いことと思います。

■「You’re Sixteen」/RINGO STARR(1973年)

ジョニー・バーネットのヴァージョンと比べるとテンポやキーが異なっており、リンゴの歌唱方法もストレートなスタイル。ドゥーワップのような爽やかなコーラスワーク&低音バック・ヴォーカルが楽曲をより味わい深く仕立てている。後半で聴けるカズーの音色は、ゲスト参加したポール・マッカートニーの演奏によるものだ。

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