岡村明良 アルバム『Brown Eyes』本人楽曲解説

2024年6月12日に配信リリースとなった、岡村明良のオリジナル・アルバム『Brown Eyes』。
本作について、岡村氏ご本人による楽曲解説をご紹介! ぜひ曲を聴きながらお読みいただき、作品をより深く味わってみてほしい。


『Brown Eyes』配信サービス一覧
https://lnk.to/IM0zlQ7r

【収録曲】

  1. Brown Eyes
  2. 晩秋の影
  3. One for My Aunt
  4. 潮騒
  5. A Better Life
  6. 輝く木々
  7. ペチカ

Akiyoshi Okamura:Guitar, Synth, Bass, Percussion
Hideaki Otake:Synth
Yoshiko Obora:Flute

Mixed by Hideyuki Hirata
Composed by Akiyoshi Okamura (1~6)
Composed by Kousaku Yamada (7)

Brown Eyes

オープニング曲を意識し、まだ未改革な道を放浪し、模索している自分をイメージして作った楽曲です。

晩秋の影

元々イントロパートで弾かれているギターの伴奏箇所は、単なる数小節の短いエチュード的に作ったものでしたが、練習するに連れて曲が膨らんでいき、気付いたら一曲として十分成立してしまった作品です。主線のメロディーをギターとフルートで表現しています。

One for My Aunt

物心ついた頃から家族同然として、一緒に生活を共にしていた叔母が、人生を終えた時に書いた楽曲です。

潮騒

変則チューニングを使ったアコースティックギターを主体とし、アイリッシュ的な雰囲気を含む過去の短編曲を継ぎはぎしながら完成させた曲です。
一つのメリハリとして異色を漂わせるワウの効いたエレキサウンドを導入しました。

A Better Life

’09年頃、結婚式用のBGMとして知人からリクエストされ、1時間ほどで書き下ろした楽曲です。曲のイメージが若干落ち着いていて相応わしくなかった為か、、 この曲が実際に披露宴で使われたかは未だに謎ですが、、これを機に1作品が生まれたことも何より、、という印象曲です。

輝く木々

曲の主体部分はメジャーの曲として仕上げていますが、イントロとエンディングは敢えて同キーのマイナーキーを臨時的に用い、濃淡を区別させてみました。
本作に限っては楽曲の作業時間よりも、相応しいタイトル付けに数倍時間を費やしてしまった曲で、、日々の生活の中にも若干の明るい兆しを求めて、普段平凡に立っている木々に輝きを添えたいという意味を込めて”輝く木々”と名付けました。

ペチカ

アルバムを制作する上で、やはり外すことが出来ない古くからの定番曲を最後に収録。今回は幼少の頃からよく聴いていた 山田耕作氏作曲の”ペチカ”をソロギターとして編曲し収録しました。

岡村明良 プロフィール

■岡村明良 公式サイト

https://www.akiyoshi-okamura.com