ASTRONOMY DOMINE/アストロノミー・ドミネ

作詞・作曲:Syd Barrett
「Astronomy Domine」は、プログレッシヴ・ロックの代表格:ピンク・フロイドによる1967年の楽曲で、デビュー・アルバム『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN』のオープニング・トラックとして収録されました。作詞・作曲はフロントマンのシド・バレットが手がけ、リード・ヴォーカルはシドとリチャード・ライト(Key)の2人が担当。
他のアルバム収録曲を含め、全体的にリヴァーブやエコーが用いられた浮遊感のあるサウンドが特徴で、宇宙にまつわるタイトルや歌詞も相まってスペーシ―で深淵な世界観が演出されています。「Astronomy Domine」はライヴの人気曲の1つでもあり、60~70年代をメインに、2010年代にいたるまでバンドやメンバーのソロ・プロジェクトなどで定期的に披露されました。
著名アーティストによるカヴァーも複数行なわれており、代表的なものとしてはヘヴィ・メタル・バンド:ヴォイヴォドや、ジョン・レノンの息子:ショーン・レノンらを擁するザ・クレイプール・レノン・デリリウムなどが挙げられます。
■「Astronomy Domine」/VOIVOD(1989年)
カナダのスラッシュ・メタル界において40年以上のキャリアを誇るベテラン・バンド:ヴォイヴォド。彼らによるカヴァーでは、オリジナルの持つ気だるい抒情と浮遊感を継承しつつ、メタルらしい鋭利で重々しいサウンドを激しく交差させることで、緩急豊かなアレンジに仕上がっている。1989年のアルバム『NOTHINGFACE』に収録。
■「Astronomy Domine」/THE CLAYPOOL LENNON DELIRIUM(2017年)
ジョン・レノンの次男でありミュージシャンのショーン・レノンと、技巧派ベーシストのレス・クレイプールら率いるプロジェクト:ザ・クレイプール・レノン・デリリウムによるカヴァー。多種多様なサウンドを用いた緊迫感のあるそのパフォーマンスはオリジナルにかなり忠実であり、本家への深いリスペクトが感じられる。
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